三十路ガールの社会人日記

高学歴三十路女の社会での悩み・苦労・突破策などを徒然なるままに。

マニュアル女は必要ない!!


みなさん、はじめまして。
三十路ガール、りりこです。
今回、第1回目のブログ投稿です。めでたい!めでたい!(^^)
ブログを始めて間もなく、慣れていないことばかりですが、徒然なるままに仕事での日常を「社会人日記」として投稿していきたいと思います!


私は大学院を修了し、20代後半から社会人としてスタートを切りました。
世間でいういわゆる高学歴女子で、就活での面接も受けたところは全て合格!
それなりに自分に自信がありました。学生時代は優等生として過ごしてきたからです。


しかし、会社に入社し社会にでてからは、その出鼻をくじかれることになったのです。
今では職場で、頭のちょっと足りない子、空気が読めない子、そんなレッテルを張られる始末です。。


では、一体どんなところがそう思われるようになったのか・・・
今回は一例をご報告していきたいと思います。


私は接客業に就職し、店舗での商品提案業務を担当しています。
そこでは、接客に加え、事務作業も兼務して行う業務で、
入社後はまず受付や来客したお客様へのお席案内、お茶出し、先輩の手伝い、そんなことをやっています。


「席案内とお茶出し」一見簡単そうに見える仕事ですが、これが私の中では難しいことの一つなんだって気が付くこととなりました。。


★席案内
席案内にはルールがあって、あらかじめ予約の入っているお客様の席割を行います。
人数や案内にかかる時間などを配慮して席割を決定する、そして、その座席に案内する。そう先輩に教わった私は、言われた通りそのルール通りに行っていました。
しかし、いざ当日になると、お子さんがたくさん来たり、ベビーカーを持ったお客様がお越しになったり、妊婦さんが来たり、二世帯できたり、、来客の人数が増えたり減ったり、予想外のことばかりが起きました。
私は言われたとおり、教わった通り、あらかじめ決めた席割を崩すことなく、そのまま変更することなく席にご案内をしました。


すると先輩から、
「なんでベビーカー持ってるお客様がいるのに、こっちの席へご案内しないの?」とか、
「あの人数であの席、密だと思わない?なんで別の席へ案内しないの?」など、
マニュアルとは違う対応を指示されるようになりました。


自分としては、教わったことをそのままきちんとやっている、そう思っていました。


★お茶出し
お茶出しにもルールがあって、一回目のお茶出しは夏は冷たい緑茶、冬はあったかい緑茶を出す、という決まりがありました。
そのため、その通りにお茶をだしていたところ、
「妊婦さんには麦茶を出したほうが良いでしょ?」とか、
「ご高齢の方だから夏でもあったかいお茶の方が良いでしょ?」
など、またマニュアルと違うことを言われたのです。


私は戸惑って、緑茶を出すルールって指示されていたのに、急になぜ変えるんだ、
そしてルールに従っていた自分が否定されているのはなぜなんだろう・・・そう思いました。


2回目のお茶出しのタイミングは、頃合いを見て、お茶を聞きにいく。
これがルールなのですが、タイミングがわからない・・・。
自分で様子をみて判断しなければいけないのです。
これが難しい!!
良しとされるタイミングがずれてしまうことが多々ありました。


そんなことが続いたある日、先輩から言われた一言が、
「マニュアル通りだったら、ロボットでもできるでしょ?
そしたらあなたはいらないじゃない?ロボットはここで求めてないから。想像力が足りないよ。どうしたら喜んでもらえるのか、考えられてない。マニュアル通りしか動けない人は正直必要ないから。」
きつ~い一言をくらいました。


そこでハッと気がつきました。私は臨機応変な対応ができないんだってことに。
あらかじめ決められたことに従ってそれを実行するのは通常通りできるんです。
しかし予想外のことが起きた時や、とっさの対応、そして、気遣いができない、苦手なんだってことに、この歳になってわかって。。


それで、わかったことは良かったんですが、、
その後、努力してもやっぱり自分にとって難しいことなんだなぁと。
数式や英単語を覚えるほうが、よっぽど簡単だと思うくらい。
なんでできないのかなあ~って悩んでいました。


そんななか、自分の中で対処法を考えねば!!と焦り、出した結果、
「マニュアルを増やしていく」ということを考えました。


先輩に指摘されたことをそのまま覚える!そして、それを実行していく!
どんどんマニュアル化されれば、その内容はできるのだからって。
それで、なんとか今は第1の関門をクリアしたって感じです。。


これは一例に過ぎませんが、、こんなことがたくさんあります。。(..)泣


マニュアルだけに沿って仕事をするマニュアル女は必要ない!ってことなんですよね。
職業選択を間違えたのかな・・・他の仕事だったら、もっとうまくいくのかな・・・なんて時々思ったりしますが、たぶんどこにいっても同じだろうなぁ・・・
そんなことを思うこの頃です。